Sオフィス竣工!

怒涛の数ヶ月がすぎ、やっとブログを書く余裕が生まれました。そして気がついたらSオフィスは竣工、引っ越し。今週から始業。昨日は松本零士作品を飾りに、そしてみんながどんな感じに働いているかを見に行きました。生き生きとしている。楽しそう。嬉しそう。いろんなところから笑い声や話し声が聞こえる。全ての部屋や動線が設計以上に利用されているのを確認できました。私も思わずニコリ。

 
 

お話をいただいた時からどんな空間だったら楽しいだろうか。チームとのコミュニケーションが捗り、息詰まってもどこかで息抜きできて、アイディアが溢れ出し、プロフェッショナルだけど家にいるように落ち着けて、自分の居場所を見つけられるような事務所。欧米諸国からいらした社員が多いからこそ、空間は贅沢に使い、リビングルームでは社員全員が集まってゲームで遊んだり、映画をみたり、音楽を聴いたり、プロジェクトの進捗を発表したりできるようにしたい。可動式のソファを移動したらヨガをしたり、ストレッチをしたり、人間すごろくをしたり、アートを作ったりなんでもできる空間。リビングの反対側にはライブラリー。アートやプログラミングの本を見てインスパイアされて、よりいいゲームにつながるようにしたい。

どの部屋やエリアにもたくさんの熱い思いのこもった設計なのですが、まだちゃんとした写真がなくて・・・カーテンと植栽が入った後、写真撮影をプロにお願いする予定です。

 
 

Sオフィスはゲーム会社。ゲーム会社だからというわけではないのですが、社長は面白いことが大好きなので設計で遊べるところは思いっきり遊んでいます。アクセント壁の色も、照明設計も。照明設計は本当にファンキー。色が変えられるので、あえてピンクにする設定や青にする設定も盛り込み、ここだ!というときに使えるようにしています。弊社の空間設計とEOS plusの照明設計の相乗効果により、Sオフィスの企業ビジョンが3次元で表現されていると言っても過言ではないです。

 
 

今回の設計は弊社が得意とする住宅設計とは違うブレインを使う機会となりました。いずれにせよ、設計には変わりないわけで、非常に楽しかったです。怒涛の数ヶ月が終わり、これからはO邸とC邸の図面描きと「丘の家」の現場監理に集中いたします!!!