Paul Hayden Kirk

先日アメリカからとある家族が自邸に遊びにきてくださいました。奥様は10年以上前から私の個人ブログの読者でいらっしゃる方で、旦那様とセミリタイヤ後に東京で家を建てることを予定していらっしゃいます。初夏の陽の光が燦々と差し込む自邸のリビング・ダイニングにて楽しく東京の家についての思いを語っていただきました。後ろ姿は奥様と息子さんです。

 
 
 
 

御夫妻はモダン建築が大好きで、今住んでいらっしゃる家に落ち着くまで、赤ちゃんだった息子さんを連れて何百という物件を見て回ったそうです。そしてその家はアメリカ北西部のモダニズム建築家を代表するPaul Hayden Kirk設計。なんという奇遇でしょうか。14年ほど前「ここだ!」と私が一目惚れをして結婚式披露宴を催したのもPaul Hayden Kirk設計の建物だったのです!(こちらにてUW Faculty Clubの紹介がされています。)

これを「御縁」というのでしょうか・・・嬉しいです。

 
 

UW Faculty Clubをもう一度見たいなぁ・・と披露宴の写真を見始めたら止まりませんね。懐かしいです。結婚式は何から何まで手作りで当日は疲れていたこと思い出します。ウエディンケーキの上の飾り付けは私がレーザーを使って夜な夜な作りました。ケーキの上にある家もモダニズム建築ですね。笑。

 
 

私が20代から始めたどうしようもなくまとまりのないブログの読者の方がこんな風に建築作りの相談をしに実際に訪問いただくことになるとは想像もだにしなかったので本当に嬉しいです。20代でも建築に対する熱い思いは発信していたのでそれが通じたのでしょうか。自邸もとても気に入ってくださり、とても充実した時間を過ごすことができました。数年後の話ですが、このプロジェクトが前に進む日が待ち遠しいです。私のブログを見つけてくれて、そして弊社に連絡をしてくれて感謝しかないです!