「舞台の家」の一年点検
「舞台の家」は去年の年末に一年点検をして、今年に入ってから修理工事をいたしました。どんな住宅も落ち着くまでに時間を要します。木造住宅は乾燥する過程で全体的に動きが生じるため、塗装壁に亀裂が入ったりするのは通常のことであり、「舞台の家」も例外なく竣工当初から塗装壁に亀裂がありました。しかし、竣工当初に入った亀裂をその時点で修理しても、また同じところに亀裂が入る可能性が高いため一年点検まで待っていただくのも通常です。「新居なのに、クラック?」と思われるかもしれませんが、塗装壁の宿命と考えてください。また、修理をしたとしても地震等で同じ箇所にクラックが入る可能性もあります。塗装壁には必ずクラックが入ります。しかし、それ以上の利点と美しさがあるため弊社は壁紙よりも塗装壁を好みます。
1年点検の修理は追加工事がない限り無償であるため、工務店にとっては利益の出る工事ではありませんん。よって修理も必要最低限でするのかな?タッチアップくらいの修理かな?と思っていたのですが、山菱工務店は外壁の修理も含め、全体的に塗装をしてくださいました。
玄関扉のハンドルによる傷もこの通りです!
塗装以外にも細かい修理が数点ありましたが、どこも丁寧に対応して頂き、新築のような家にお施主様もとても喜んでいらっしゃいました。弊社は工務店に非常に恵まれております。竣工物件は少ないですが、どの物件も素晴らしい工務店とお仕事をさせていただいておりまして、その高い技術と職人魂にはいつも感動しています。一年点検でそもそも大きな問題がないのは施工がいいからなんですよね。本当にありがたいです!これからも「舞台の家」が美しく成長しますように。