「丘の家」は実施設計に入りました

「丘の家」は基本設計が終わり、実施設計に入りました。下の模型が最新の模型です。2つの全く違う模型を持って行き、どちらもとても気に入ってくださったのですが、最終的にはこちらに決定。お施主様よりゴーサインをいただきました。大きな三角屋根が特徴の小さな平屋です。室内空間は天井が高く、ロフトにはゲストが泊まれる仕様になっています。

 
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基本設計を終了させるには敷地に対しての建物の位置、間取り、窓の考え等を決定させます。もちろん、見積もりの後、減額調整にて変更せざるをえない箇所は出てくるとは思うのですが、気にいった!これで進めよう!という案ができたら次のステップ、実施設計に入ります。お施主様の細かい指摘を反映させ、平面図も書き直しました。

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週末だけしか利用しない可能性の高い別荘にて空気の流れはとても大切だし、突然の雨でもなんてことないっていう設計がいいですよね。また、自然には虫がいて当たり前。その虫がなるべく入ってこないけど、風の流れは妨げない。そういう設計って大切だと思うので窓の配置、網戸の考え等も丁寧に検討します。

 
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現在は実施設計図面作成中。昨日は構造家の大野様と打ち合わせをいたしました。高低差のある敷地なので地盤面をどこに設定するか、基礎の高さ等、高さ関係を慎重に考えて進めようと思います。また、ディテールによっては建築の印象は同じ平面図でも大きく変わるため、この家に相応しいディテールをとことん詰めていこうと思います。