プチ工事

灯台の家(自邸)は竣工から3年経ち、プチ工事をコロナ禍の真っ只中にしております。この記事で紹介するのはキッチンのカウンターをよりすっきり見せるためにしたプチ工事について。キッチンは料理をすればするほど、気がついたら「モノ」で溢れかえり、ごちゃごちゃ感が否めない空間。我がキッチンカウンターはどんなに片付けても下写真の状態が精一杯でした。

 
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「モノ」が多くあることが悪いというわけではなく、その「モノ」自体に愛着を感じるか、その「モノ」を使う自分の生活にときめきを感じるかという観点で考えることにしています。キッチンヘビーユーザーとしては全く「モノ」を置かないキッチンカウンターはほぼ不可能なので生活感のない空間を目指しているわけではありません。私の場合は、なんちゃって乾燥ラックとブリタのフィルターを見るたびに気分が沈んだため、この2点を改善しなければならないと常日頃考えていました。

 
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ビルトイン浄水器は新築に入れたかったアイテムの一つだったのですが予算がなかったため諦めました。致し方なくブリタの浄水器ポットを3年間利用してきたのですが、今回奮発して浄水器の中でも最高峰と言われるシーガルフォーとグローエの水栓を入れることに!シンプルにまとめるために原水と浄水を一つの水栓から出す一体型のものを選びました。これで一つ問題が解決!ブリタポットよ!さようなら!そして今までありがとう!

 
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次にラックの問題は真鍮のタオル掛けを吊り棚に下向きに取り付けてDIYで解決致しました。真鍮はここ数年気になっている材料。使い込めば使い込むほど味わいが出てくるのでいつか真鍮だらけの家を設計したいですね。フックも真鍮で揃えました。こちらの真鍮アイテムはFUTAGAMIというブランドのもので一つ一つが手作りで表情がとても豊かです。

 
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下の写真がプチ工事後の全体写真です。最終的には自己満足でしかないかもしれないのですが、キッチンカウンターに置かれた一つ一つの「モノ」に対して愛着を感じることで、キッチンにいる時の気分が劇的に変化しました。よだれ掛けを洗ってラックに干すたびに真鍮独特の鈍い光にうっとりし、コップ一杯の水を飲むたびにその美味しさと便利さに喜びを感じる。プチ幸せの積み重ねが大きな幸せにつながると信じています。外出自粛の生活は制限されることが多々あるのですが、その中で自分なりに家での生活に小さな喜びを見つけられるよう少しずつ家の中を改善させています。

 
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